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激しすぎる運動は感染リスクをアップさせる?!

本当は前回紹介しようと思っていた資料がやっと見つかりました(笑)

 

有酸素運動の様々な健康に対する効果は前回もお伝えした通りですが、それだけにとどまらず、NK細胞活性やリンパ球増殖能、マクロファージ機能その他、免疫能がアップするという報告も多数見つかります。

 

ただやればやるほど良いという訳ではなく、スポーツ選手を対象にした研究によると激しすぎる運動は逆に感染リスクが高まるという報告があるのです。

 

気になるところは、具体的にどの位の運動が良いのか?ということ。

 

【お勧めは疲れが残らない程度の運動】

このメルマガでは何度も繰り返しているように

お勧めのキツさは心拍数の60%程度、週150分程度。

軽く「ハアハアゼイゼイ」なるけれど、いつまでも続けられるくらいで、翌日にも疲れが残らない程度の運動です。

「歩く」に限らず、その場で足踏みなど何の運動でもオッケーなことは前回もご紹介した通り。

 

そろそろスポーツクラブも再開され、ジムに復帰される方も多いと思います。

ここで一つ気をつけていただきたいことがあります!

【身体は意外と変わっている】

久しぶりにジムに復帰する際に意識しておいた方が良いこと…

それは、しばらく運動を休んでいた身体は以前の身体とは全く違っているということ。

特に有酸素系の能力は1週間お休みするだけでも大きく影響を受けます。

 

また自宅で筋力トレーニングをしていても、よほどしっかりしたやり方をしなければ、やはりジムで行うトレーニングよりは強度が落ちていることが多いものです。

この自粛期間の間に、知らないうちに全身持久力・筋力共に低下している可能性があるのです。

 

自分では以前と同じくらいのキツさで運動を行っているつもりでも、身体にとっては意外と負担になっていることもあり、知らず知らずのうちに「激しすぎる運動」「免疫力を低下させる運動」になっている可能性があるということです。

【コツは急激に変化させないこと】

季節の変わり目が一番不調で、ある程度暑さ・寒さが続けばそれなりに馴染んでくることが多いように、人間の身体は急激な変化に弱い傾向にあるようです。

自粛解禁で思いっきり楽しむぞ!というお気持ちになるかもしれませんが、ちょっとセーブして、物足りないかな?くらいのレベルから復帰した方が良いかもしれません。

参考文献:

Exercise and Immunity, Katsuhiko SUZUKI ,2004

Textbook of Running Medicine, McGraw-Hill Co, 2001

*このブログは

メルマガ「やせる秘密」の先月号を転載しています。

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