バックナンバー

山梨イベントレポート 2018.12.9

心に響く言い方は? Aウソをつかないで Bウソつきにならないで 2018.11.5

11月25日山梨イベント 2018.10.5

変形性股関節症の進行と最も関係アリ、と出た意外な結果! 2018.9.9

旧石器時代の教え方と変わる勇気 2018.8.7

売れるパーソナルトレーナーの秘密 2018.7.1

前に教えてもらった先生と言うことが違う」と言われたら 2018.6.13

バックキックの指導方法 2018.5.13

充実した時間は休息の時間?! 2018.3.10

一瞬で筋トレ好きになる3ステップ 2018.2.9

願いを引き寄せる3つのポイント 2018.1.10

理事を解任されまして・・・ 2017.12.13

1時間10万円のコンサルタントが話すこと 2017.11.10

スタジオ利用のおすすめ 2017.10.9

NEWカウンセリングシート 2017.9.10

サポートは何をしたらいいの? 2017.8.4

アドバイスを受け入れてくれないお客様への対応 2017.7.11

テストに必ず合格する方法 2017.6.15

ランニングする前に読む本 2017.5.12

ナチスの強制収容所から生還した心理学者の話 2017.4.14

業務連絡、と値上げの影響 2017.3.9

売り上げを100%アップさせた方法

必ず目標を達成する方法 2017.1.10

「7つの習慣実践会」開催のお知らせ 2016.12.9

自信がないの裏返し 2016.11.10

来年からの値上げについて(サポートの方は必読でお願いいたします) 2016.10.7

関心の輪と影響の輪 2016.9.8

シンポジウム2016で紹介したオススメ本 2016.8.7

上手な指導をする人とは? 2016.7.7

筋トレをお勧めする方法 2016.6.3

お客様と何かしっくり来ない時 2016.4.30

技術か?人間性か? 2016.3.29

矯正ができなくてもできる事 2016.3.9

目標設定 2016.2.9

初回価格を設定する意味 2016.1.14

 

「山梨イベントレポート」

かねてから告知しておりました

山梨での一大イベントが終了しました。

今後イベントなど企画される方もいるかと思い

詳細レポートを記しておきます。

 

「女性が一生身につけるべき3つの究極メソッド」

として

 

第1部

一生綺麗な姿勢講座 ~背骨コンディショニング

 

第2部

一生綺麗なお尻講座 ~美しいお尻づくり®️トレーニング

一生綺麗なくびれ講座 ~いつものエアロで美背中&美尻 ♡Let’s get くびれ!

 

の2部構成、1部2部それぞれ当日5,000円の参加料という内容でした。

 

第1部は27名

第2部は23名

個別・背骨矯正は17名

のべ67名のご参加で

何とか赤字にならず終えることができました。

 

今回の目的は

インストラクター講座の受講生を集客したい、ということ。

そこでいつもより若めの方に響くよう打ち出ししました。

 

ただ、、、

期待していた

スポーツクラブのインストラクターの参加は少なく

いつも矯正に来てくださっている方の中で

少し若めの年代の方が参加してくださった

という印象(泣)。

 

集客の基本ですが

ターゲットとする層に直接連絡できるリストを集める、

というところがまずできていなかったこと

これが集客に苦労した一番の要因かな・・・と。

 

またインストラクター講座、

というバックエンド商品を紹介するための

フロント商品としての今回のイベントは

フロント商品にしてはハードルが高かったのだと思います。

 

もっと小さな、ハードルの低い、スモールセミナーを重ね

地道にリストを集めてゆく必要を感じました。

 

ただ、思いがけない出会いから

結果的に実現はしませんでしたが

無料で広告を出せる雑誌が存在することや

県庁にはマスコミへ一斉にイベントの告知ができる「プレスリリース」が

実は誰でもできるということなど

またイベントをやってみて

初めてわかる、準備や進行の上での反省点など

今後利用できそうな貴重な情報が手に入りました。

 

また積極的にご協力いただいた

インストラクターの力に改めて驚くと共に

新しい出会いに感謝しながら

疲れを忘れた頃に

また企画しようかな、と

企んでいる次第です。

 

何か一緒にやりたい!という方

ぜひアイディアと共に連絡くださいませ! 

2018.12.9

 

「心に響く言い方は? Aウソをつかないで Bウソつきにならないで」

今回は、一般の方へ向けたメルマガを少しアレンジしてお届けします。

 

A ウソをつかないで

B ウソつきにならないで

 

どちらの表現がより効果が強いのか?

こんなことを調べた研究があります。

 

『脳はなにげに不公平』

池谷裕二著、朝日新聞出版

 

この書籍に

最新研究論文を元にした記述があり

ここに「やせる秘密」

のヒントがありましたので

内容を引用しつつ、ご紹介します。

 

「・・・犯罪者はなぜ

犯罪を犯すのでしょうか。

・・・この時の心理は

「本来の自分は善良なのだが、

今回ばかりは特別だ」

と心に蓋をしている状況です」

 

「「本当の人格」と「実際の行動」

は別物であるとして

犯罪に走る自分を

心理的な安全圏に

避難させるわけです。」

 

先ほどのABを、

ダイエットに置き換えてみます。

 

A 筋トレをサボっちゃダメ!

B 筋トレをサボるような人になっちゃダメ!

 

Aは

実際の行動に対する否定で、

Bは

人格に対する否定です。

 

Aは人格は否定していないので、

本当はデキる人間なのだけど、

今だけはちょっとオマケして・・・

という言い訳、甘えが許されてしまいます。

 

Bは人格を否定されるので

ショックが大きい気がしますよね。

 

つまり、人格・あり方

に働きかけることで、

より心を動かし、

行動を変えやすいと言えます。

 

見方を変えると、

行動を変えるには、

まずは

「人格・あり方を変える覚悟」

が必要だ、と言えるかもしれません。

 

筋トレを継続したければ、

自分に向けて誓う言葉としては、

 

A 週2回、筋トレをしよう!

よりも、

 

B 週2回、筋トレをする人間になろう!

の方が効果的、と言えます。

 

逆に、人格・あり方を変える覚悟なしに

行動を変え、新しい習慣を身につけるのは

難しいでしょう。

 

覚悟を決めるのは

意外と勇気が必要なことだと思いますが、

お客様が矯正や体操教室に

実際にきてくださっているということは

いつでも素敵なボディラインを維持し、

または、快適な身体を維持し

行きたい時にどこでも行ける

そんな素敵な身体を手に入れたい!

と言うような、そもそもの願望があるはず。

 

なので、その願望を思い出していただきながら、

素敵な身体を

私は「自分で」ケアしながら

「自分で」維持する

そんな人間に、私はなる!

と思考の方向を向けることで

自ら体操を継続していただけるようになるのではないか、

そう思いました。

 

皆さんはどう思いますか?

 

ちなみに冒頭の、

A ウソをつかないで

B ウソつきにならないで

どちらの表現がより効果が強いのか?

もうお判りかとは思いますが・・・

 

答えはBです。

 

紹介した書籍の著者、池谷裕二さんは

専門分野の難しい脳の話を

わかりやすく解説する本を

ユーモアと優しさを交えて、

多数書いておられます。

とってもオススメ!

ご興味ありましたら是非一度!

https://amzn.to/2Pev0P6

2018.11.5

 

11月25日山梨イベント

最近しきりに発信している

山梨での11月のイベント。

 

そもそもの経緯は

なかなか指導者が増えそうで増えない

もっと広まりそうなのだけど、何か物足りない。

そんな山梨の活性化に

何かイベントをしませんか?

というタイミングで

ちょうど関さんが来てくださるという話。

乗っかって、一緒に何かやりましょうか!

と、始まりは軽〜い感じでした。

 

でもやるからには、成功させようと

ビジョンをよく話し、

 

来てくださる方がイベントを通じて

自己肯定感を高めてくださること。

きちんとした方法を使えば自分も変われるし、

人が変わるお手伝いもできる、と気づいていただくこと。

と定め、

 

私にできるかな?できるはずない。。。が、

私にできないはずない!に変わる、変えられる。

理想の自分に変われること、

そんな方法があることを知っていただき、

いつまでも輝く素敵な女性を応援する1日!

 

 

と打ち出すに至りました。

 

そしてせっかく関西から来ていただく関さんに

存分に魅力を発揮していただく環境を整えたい!

やるなら少し大きな会場で、

山梨・長野でその後

ググッと裾野を広げられるようなイベントにしたい

と欲が出てきて

できれば少し立派なところで

100人集まるイベントにしよう!

  

と、少し、いや、かなり?

背伸びをすることになりました。

 

しかしながら、

1レッスン5,000円のイベントを二本。

日野理事長が来るという訳でもない。

いくらお客様から信頼ある平田さんと言えど

決して低いハードルではないはずです。

 

プラス、

通常の背骨コンディショニングより

少し若めの層をターゲットにしていることもあり

既存の方だけではない、

新しい層へのアプローチも求められています。

 

でも何とか成功させたい!と願っていたら

色々協力してくださる方が現れ、

何か良い方向に進んでいる気がします。

 

そして改めて、

ある方にいただいたアドバイスが身にしみています。

 

背骨コンディショニングの魅力を

一番よく知っているインストラクターに

まずは協力を求めること

 

本当にその通りで、

SNSでもこまめにシェアしてくださったり

コメントをいただいたり、

当日の協力をお申し出いただいたり

関東からわざわざ来てくだったり

施設にポスターやチラシを置くよう掛け合ってくださる方

お客様へご紹介してくださる方・・・

本当に感謝しています。

 

とにかくやってみて

今回の結果がどうあれ、

今度は東京でも、

またはその他の地域でも、

うまくいくやり方を皆で共有しながら

何度でも作ってゆこうと思います。

 

どのくらい集まるかは全く謎ですが・・・

上手くいった点、失敗した点、損益などなど

結果はまた報告します。

 

山梨方面にお知り合いのいらっしゃる方、

是非是非ご紹介をお願いいたします!

2018.10.5

 

「変形性股関節症の進行と最も関係アリ、と出た意外な結果!」

先日知り合いの勉強会に出させていただき、

変形性股関節症が進行するか否かは、

 

矢状面のアライメントと

胸椎の柔軟性の影響が大きい!

と言う論文を紹介していただきました。

 

具体的には、

変形性股関節症の進行に関するリスク要因として

・脊柱が前傾していること

・胸椎の柔軟性が少ないこと

の2点が

股関節の柔軟性や

股関節周辺の筋力よりも

影響が大きいとのこと。

 

本来は科学雑誌に掲載された有料の論文ですが

その知り合いも、さらに知り合いに頼んでもらったと言うことで

僕もこっそりここに載せておきます。

 

詳しくは、

英語の得意な方、ぜひ読み解いて

・・・僕に教えてください(笑)。

 

これが本当なら、

背骨コンディショニングのROM運動が

股関節を守るためにとても役に立つと言い切れますし、

また、

仙骨の代償姿勢の話とも繋がってきます。

 

世の中で正しいと認められるには

論文の形で世の中に出して

「再現性がある」

ことを示さなくてはいけません。

 

そう言う意味では

背骨コンディショニングが

世の中に認められるには、まだまだ。

 

しかし、効果がある!ということは

自信を持って言えますので

こうした分野に強い味方がたくさん増えてくれたら

また新しい世界が広がりそうですよね。

 

まずはできることから。

少しずつ発信してゆきたいと思います!

2018.9.9

Sagittal alignment and mobility of the thoracolumbar spine are associated with radiographic progression of secondary hip osteoarthritis
2349_tateuchi2017 (1).pdf
PDFファイル 445.9 KB

 

「旧石器時代の教え方と変わる勇気」

先日あるスポーツの指導者に対して

大変失礼なことに、

「あなたの指導方法は旧石器時代の教え方だ」

などと言ってしまいました。。。(汗)

 

その方は、

いわゆる「ミスを怒る」「無理やりやらせる」

といった典型的な

昭和の指導法を基本としています。

 

本人も

現在のチーム状態や自身の指導法が

ベストとは思っていないはずですが

「そうは言っても現実はなかなかうまくいかないんだよ」

と、新しい考え方を取り入れることに抵抗があるようです。

 

そもそも人間は

変化を恐れる傾向にあると言われます。

今の状態がたとえ悪くても

変化により良くなる!と確信が得られなければ

今より悪くなるリスクを避けるのです。

 

理由もあります。

・今のやり方で「そこそこ」結果が出ている

・このまま続けていればいつかもっと良くなるかもしれない、という期待

・変化に費やす時間・労力・リスクがある

・それに対し、変化して良くなる保証がない

・変えることはそれまでの自分が「良くない」と認めることだと感じてしまう

・変えて失敗した時に嫌な思いをしたくない

などなど。

 

しかし、現状で確実に良くなる

状態が上向いている、と感じられない

実際に数字を出してみて望む結果が得られていないのであれば

今より良い方法があるはずですよね。

 

そもそも

現在の方法がベストで

これ以上のやり方はない!と

自信を持って言えることが

そんなにあるでしょうか?

 

「最良」の敵は「良い」です。

いつでも変化を恐れず

チャレンジする勇気を持って生きたいものです。

2018.8.7

 

売れるパーソナルトレーナーの秘密

中野ジェームズ修一さんをご存知ですか?

 

テニスの伊達公子さんや

卓球の福原愛ちゃんのパーソナルトレーナーです。

 

売れっ子で著書も何冊もありますが

昔、中野さんのセミナーに参加した時に強調されていた

売れるパーソナルトレーナーの秘訣を、今日はご紹介します。

 

前にも書きましたが、

僕らの仕事は

「お客様のお困りごとを解消する」

の一言に尽きます。

 

本当は一歩進んで

「お困りごとを解消しつつ、感動体験を提供する」

まで行きたいところですが、

まずはその手前の段階をしっかりクリアしたい。

 

では「お困りごとを解消する」ためには何が必要でしょうか?

体操の正確なやり方を教える?

体操の目的・狙いを伝える?

ビシビシ筋トレさせて少しでも筋力アップさせる?

 

それはもちろん、人によって変わりますが

まずは

「その人のお困りごとが何なのか」

「どんなお困りごとを解消したいと思っているのか」

を正確に把握することです。

 

なので、

「解消する」前に

「お困りごとを聞く」

ことをしっかりと行わなくてはなりません。

 

お困りごとは

希望・要望・願望ともリンクします。

 

「・・・に困っている」

「・・・が痛くて辛い」

という言葉は

 

「・・・という状態になりたい」

という言葉に置き換えられます。

 

中野さんのセミナーでは

その「~したい」「~になりたい」

という「欲しいと思う気持ち」を

「動因」という言葉で表現し

クライアントの動因を

短時間でできるだけたくさん

聞き出す練習を行います。

 

7つの習慣で言うところの

「まず理解に徹し」の部分。

背骨のマインドで言うところの

「まず相手の気持ちになる」の部分。

 

インディアンの会議では

何か意見を言いたい人は

前に発言した人の意見を

その人が

「そうそう!私はそう言いたかったの!」

と言うほどしっかり理解しなければ

発言できないそうです。

 

お客様に

「・・・ということですよね?」

と聞いて

「そうなのよ~、よく分かってくれてるわね!」

と言っていただけるほど

お客様の「動因」を理解できることが、

こちらの考えを理解してもらうためにも

まずは必要なことだと言えます。

 

ぜひお客様に聞いてみてください。

そして

「そうなのよ~!」

といつも言ってもらえるほど

クオリティの高い聞き取りを目指してゆきましょう!

2018.7.1

 

「前に教えてもらった先生と言うことが違う」と言われたら

前回は

自分が今しゃべっていることは

目的・ねらいなのか、

方法・やり方なのかを(頭の中で)区別して話すこと。

と書きました。

 

目的・ねらいは

お客様が違っても、大きく変わりません。

いわばコレは外せない「マスト」事項。

 

方法・やり方は

お客様によって違うこともあります。

 

腰回りの背骨の柔軟性や

股関節の伸展可動域が違えば、

どこまで足を上げるか

大きく変わってきますし

 

セラバンドと筋力の関係によって、

どこまでセラバンドを引っ張れるか

によっても

適切なスタートポジションが

違ってくるでしょう。

 

例えば椅子を使う場合、

肘をつくか

手をつくか

という問題があります。

 

バックキックは

「腰を丸める」

ことが大切なので

頭の位置を低くした方が

いいように見えますが

実際は「腰」を見極めなくてはなりません。

 

下の写真の右と左を見てどう思いますか? 

 

また股関節の伸展は

『カパンディ関節の生理学 下肢』

によると、標準は20度だそうです。

 

下の写真をみてください。

 

肘をついても、伸ばしても

腰が丸まっているので

背骨コンディショニング的には

「良い」フォームですが、

足の動く距離が変わってきます。

 

セラバンドの特性上、

同じものを使用して

同じ長さで踏んでいるなら、

左のフォームの方が

「キツイ」ということになります。 

 

つまり肘をつくか伸ばすかの違いは

負荷を調整する目的としても

利用できることになります。

 

どうしても最初に覚えたことや

経験ある先生が指導している方法は

盲目的にその通りマネしがちですが

 

何の「目的」で

その「方法」で指導しているのか

 

を理解しなければ、

場合によっては

適切な「方法」ではないことを

マストな部分だと勘違いしかねず、

お客様にも誤解を与えかねません。

 

「前に教えてもらった先生と言うことが違う」

 

とお客様に言われたら

前に教えた先生は

何を優先してその方法を勧めたのか

また自分はなぜその方法を勧めているのか

それは「マスト」な事項なのか

別の方法でも構わないことなのか

 

 

考えてみると良いと思います!

2018.6.13

 

バックキックの指導方法

基本種目でありながら、なかなか指導が難しいのがバックキック。

 

腰を丸めて

軸足は少し曲げる

逆の膝は伸ばして

・・・・・

 

言うことがたくさんありますよね。。。

 

運動指導する時にしゃべる内容には

目的・ねらいにあたる、

本当に大切でポイントとなる内容と

それを達成するための方法・やり方があります。

 

目的・ねらいを達成するための

自分に合った方法・やり方は、

人によって違う場合があります。

 

バックキックの目的・ねらいは

 

・大臀筋を鍛える

・仙骨を出にくくする

・(人によっては)股関節をはめ込む

 

筋トレ自体の目的として

・神経の伝導を改善する

・靭帯・関節を強化する

・パフォーマンスを上げる

と言ったことが考えられます。

 

こうした目的・ねらいを達成するための方法が、

最初に書いたような、いつも言うセリフ

 

腰を丸めて

軸足は少し曲げる

逆の膝は伸ばして

・・・・・

と言うことになります。

 

目的・ねらいを伝えるのは

この体操で私の症状が良くなりそう!

と希望を持っていただき

やる気を起こさせるため。

 

なので

体操教室で初めての方が多い時でも

個別指導を行う時でも、

まずこの目的・ねらいをお伝えしながら

「あなたの」症状に関わりがあることに

気づいていただくよう声かけをします。

 

仰向け足の開きの検査を引き合いに出して

 

「いつもゆるめ体操をしても

すぐに腰痛が出てしまいますよね?

先ほどの検査で足が開かなかったのは、

**さんの大臀筋が弱い証拠です。

このバックキックは僕が知る中では

最も効率よく大臀筋を鍛えられる種目なんですよ!」

などと言ったように、

 

あくまでも「一般論」ではなく

「あなたの」症状が良くなりそう

と希望を持っていただくための

言い回しを考えます。

 

グループ体操でも、

事前の検査や聞き取りで

個別の症状をある程度把握していれば

「誰か別の人のこと」

というのではなく、

「先生は今日、私の話をしている」

と思っていただける話ができるのではないでしょうか?

 

具体的な方法・やり方に関しては

また次の機会に書くとして、

今日のところは

 

自分が今しゃべっていることは

目的・ねらいなのか、

方法・やり方なのかを(頭の中で)区別して話すこと。

 

目的・ねらいであれば、

希望を持ってもらえるような

 

さらに「私の」症状が治りそう!と

思ってもらえるような

 

言い回しを考えて話すこと。

 

他の体操でも同じですが、

少し意識するように、試してみてください!

2018.5.13

インストラクター向け矯正会のお知らせ

背骨コンディショニングのライセンスをお持ちの方に限定し

背骨矯正を開催いたします。

通常の背骨矯正と同様

 

藤井が症状・歪み・運動処方・矯正を行います。

この時間はインストラクターのみで一般のお客様はいません。

ですので互いに歪みや運動処方なども確認しながら

ついでに勉強もできる時間になればと考えています。

6名限定ですので、ご希望の方はお早めにご連絡くださいませ。

 

日時:5月9日(水)15:00~17:00

料金:お一人5,000円

定員:6名(申込先着順)

場所:背骨コンディショニング府中スタジオ

申込:211satoshi@gmail.com(藤井)まで。

 

また、この日は18:00~

『7つの習慣実践会』の番外編として

ミッションステートメントを書く会を実施します。

 

「ミッションステートメント」とは

「信条あるいは理念を表明したもの」で

「どのような人間になりたいのか(人格)

何をしたいのか(貢献、功績)

そしてそれらの土台となる価値観と原則」

を書いたものです。

 

ミッションステートメントがあれば

何かに迷った時には指針となり

心が安定し、知恵や力の源となります。

優先順位、自分にとって大切なことを

判断する基準となり

充実した時間・充実した人生を

送るための土台となるでしょう。

 

当日はミッションステートメントを書くための材料となる

ワークシートや資料をお持ちします。

それぞれ自分のペースでワークを進めてゆきます。

時には日常から離れ、

ご自身の人生を振り返る時間を持つのも

良いのではないでしょうか?

 

これまでに実践会に参加したことがある方も

7つの習慣を全く知らないという方も

どなたでもご参加いただけます。

 

日時:5月9日(水)18:00~21:00

料金:無料

定員:10名(申込先着順)

場所:背骨コンディショニング府中スタジオ

申込:211satoshi@gmail.com(藤井)まで。

 

皆様のご参加をお待ちしております!

2018.4.14

 

充実した時間は休息の時間?!

『世界のエリートがやっている 最高の休息』

という本が面白かったので、シェアします。

 

一見、最新研究やエビデンスを利用して

瞑想を勧めているだけの本、

とも見えてしまいますが

充実した生活を送るためのヒントが

多数散りばめられていました。

 

まず、疲れはほとんどが身体でなく、

脳の疲労であるということ。

 

特に脳の60~80%のエネルギーを消費するのは

無意識で色々なことを考えたりする

DMNと呼ばれる回路で、

いわば雑念のようなもの。

 

一つのことをしていても

他のことを考えている、

いわゆる「マルチタスク」は

最も脳を疲労させる使い方だそうです。

 

頭の切れる人、回転が早い人は

マルチタスク的な使い方ができる人です。

 

しかし、いつも複数のことを同時進行するクセがつくと

一つのことに集中する能力が下がり、

作業効率が落ち、

脳も疲れ、

体も疲労を感じるようになるようです。

 

そこでこの本では瞑想で

呼吸に集中し、

身体の動きや変化を感じることで

雑念が湧いても、

一つのことに意識を戻す脳の使い方を

トレーニングすることを勧めています。

 

一つの仕事に集中すると

作業効率が良くなるので、仕事が早く終わります。

脳を疲労させるマルチタスク的な使い方をしない時間となるので

結果、脳も休めることができます。

 

ただ僕は個人的に、

瞑想って、何となくやる気が起こらないのです(笑)。

なぜって、、、何となく(笑)。

 

そこで、考えました。

瞑想が呼吸や身体の動きに意識を向ける行為であれば

ゆるめ体操にもそのような効果があるのでは?

 

何もしないで身体の動きに意識を向けて

ひたすら足を回す作業。

これって、

脳の使い方的には

瞑想と同じではないでしょうか?

 

瞑想で頭と身体がスッキリするのであれば、

よく体操教室の参加者に、

一人で家で体操するよりも身体が楽になる

と言われる理由もうなずけます。

 

家で体操するときは

色々な雑音・雑念が湧き

いわゆるマルチタスク的な

脳の使い方をしがちなのに対し

 

体操教室では、

自分の身体に意識を向けて

それだけに集中して体を動かしやすい環境ができます。

 

インストラクションも、

夕飯のおかずは何にしようとか

雑念を頭から振り払って

ご自身の身体の動きに意識を集中するよう

働きかけることで

より効果を感じる体操教室を

演出できるのではないでしょうか?

 

一日の終わりに、疲れた~となるか

充実していた~となるか

 

ぜひご自身の脳の使い方に注目して見てください。

 

僕の仮説がどうなのか、

皆様のご意見、お待ちしてます!

2018.3.10

 

一瞬で筋トレ好きになる3ステップ

*今月も一般のお客様向けメルマガを少し改変してお届けします。

 

前回は「願いを引き寄せる3つのポイント」として

実現しやすい目標の立て方などに関しての話を書きました。

心を入れ替えて筋力トレーニングをしよう!運動をしよう!と決めつつも、

ついつい時間に追われ実行できない、という方もいらっしゃるでしょう。

 

「筋力トレーニングはつらい」「運動は面倒」

という嫌な印象がある場合は、後回しにしてしまうのも仕方ありませんよね。

 

しかし、我々人間は感情を自分で変えることができます。

 

同じ出来事を体験しても、人によって感じ方は変わります。

それはその出来事をどうとらえるか、という

「思考」「考え方」が人によって異なるからで、

逆に言うと、どんな「思考」「考え方」をするか選ぶことは

自分で自分の感情を選ぶこと、と言えます。

 

例えば同じ「筋力トレーニング」をするにしても

「つらい」「面倒」「嫌なこと」

と考えるか、それとも

「つらいけど、つらいほど筋力が強くなる」→「痛みが楽になること」

「面倒だけど、面倒と感じるほどエネルギー消費量が多い」→「やせる」

と考えるかによって、気持ちが変わってきます。

 

こうしたものの見方、考え方のことを「パラダイム」と呼びます。

「パラダイム」はそれまでの経験や環境や知識などによって大きく変わります。

 

具体的なステップとしては

筋トレをやる日に、「嫌だな」という感情が湧いたら・・・

1:「嫌だな」と口に出したり、後回しにするという行動を取る前に一時停止し

2:「嫌だな」の感情の元になっている「考え方」は何か、なぜ嫌だと思うのか、

その理由を考え、自分の感情の元になっている「パラダイム」を見つけます。

3:そして理想的な「パラダイム」はどんなものか考えてみます。

 

この3ステップで理想に近づく「パラダイム」が身につけば、

次第に気持ちのコントロールもできるようになってくるはずです。

自分の目指すあり方や目標を見直すことも助けになります。

 

とは言いつつ、なかなか思い通りにコントロールできないことも多いのが現実。

僕はそんな時は「自分はダメな人間だ」と考えるのではなく

「自分はまだまだ成長する伸びしろのある人間だ」

と考えるようにしています(笑)。

 

いつも「嫌だ嫌だ」と思いながら辛いことを我慢して過ごす毎日がいいですか?

それとも生き生きと充実した気持ちで日々を過ごしてゆきたいですか?

 

**********

我々インストラクターは、経験のある人ほど

「お客様はみんな筋トレが嫌い」

「ほとんどの人は家ではトレーニングをやらない」

「できれば家では運動などやりたくないと思っている」

という前提でお客様と接してしまいがちではないでしょうか?

それも一つのパラダイムな訳です。

 

平均以下の学力の子供達の授業を受け持つことになったのに関わらず、

このクラスは優秀な生徒ばかりが集まっています、と

間違った情報を与えられた先生の話がありますよね。

 

いつもの教え方ではどうにも良い結果が出なかったため、

自分の教え方に問題があるのではないか?と教え方に工夫を凝らした結果

ついには優秀な成績を収めるようになったとのことです。

 

おそらく、出来の悪い生徒が集まっているクラスという情報を知らされていれば

「覚えが悪いのは、生徒が勉強をしていないからだ」

というパラダイムから抜け出すことはなかったことでしょう。

 

上記の例の通り、人は見られる通りの行動をとったり、

見られる通りの人間になると言われていますが

自分がどのようなパラダイムでお客様を見ているのか

意外と無意識のうちに色眼鏡で見てしまっていることも多いですよね。。。

 

前回・今回とご紹介した考え方の大元になっているのは

『7つの習慣』という世界的ベストセラーとなっている書籍。

毎月実践会を開催し、読みながら振り返りをするのですが

何人かで同じ本を読んで感想をシェアすると

何度読んでも一人では気づかなかった新たな気づきがあり

心穏やかに生きる秘訣が身についてゆくような気がします。

現在は新規の受付はあとお一人のみ募集中。

背骨コンディションングのインストラクターは特別価格3,000円になります。

ご興味あります方は

https://7habits-fujii.jimdo.com/

のページをご覧ください。

2018.2.9

 

願いを引き寄せる3つのポイント

2018年になりました。明けましておめでとうございます。

皆様はどんな年末年始を過ごされましたか?

 

僕は毎年12月には一年の振り返りと、次の年の目標設定などをします。

うまくいかないこと、予定外のことも多々ありの1年でしたが(汗)

毎年改めて気づくことがあります。

少しでも皆様の体づくりの参考になれば、と思いお伝えいたします。

ポイントは3つ。

 

1:理想をイメージする

2:役割ごとの目標を立てる

3:目標を表す数字を考える

 

まずは

1:理想をイメージする

僕は去年、毎月10冊読書する、という目標を立て

キツイ時は軽~い小冊子なども1冊と含めつつ(笑)

なんとか達成し(たことにし)ました。

たくさんの本を読んでいて改めて確信したことがあります。

それは成功した人に共通しているのは、

「理想をイメージ」していることです。

死ぬ前の日に、よい人生だったと思い描いているところをイメージする。

その「よい人生」を過ごすために、今年一年で何をしたいのか?

または何をしなければならないのか?をイメージする。

これならできそう、こんなのは無理!という「予想」ではなく

あくまでも、ワガママに欲張りに

「こうなりたい!」でいいと思うのです。

その「理想・目標」がハッキリすれば、

現実とのギャップもよく見えるようになります。

そのギャップを埋めるための行動を「行動目標」として日々実践してゆく。

この繋がりがしっかりしているほど、

日々の行動が、理想・目標に近づいているという実感を持てるはずです。

 

2:役割ごとの目標を立てる

誰でもいくつかの役割を持っていますよね。

僕なら父・夫・子供であると共に、矯正家、運動指導者、セミナー講師・・・

共通して言えるのは、人との関わりの中で自分の役割が生まれること。

役割を果たすことは、大切な誰かに貢献すること。

運動や勉強といった、一見自分のための行動に見えることも

実は自分が元気でいることが、大切な誰かの助けになっていると言えます。

そして、目標に向かう行動を起こす力は

家族や友人や困っているお客様のため、、、など

大切な誰かのために貢献すると強く感じられる場合の方が

モチベーションを強く維持できるように感じます。

 

3:目標を表す数字を考える

理想をイメージできたら、

理想を達成したことをわかりやすく表す数字は何か?

を考えてみるのもオススメです。

例えば「腰痛をなくす」と目標を立てたとします。

行動目標として、毎日緩め体操、週二回の筋トレと決めます。

まずはそれらの体操を8割達成しよう、などと具体的に数字を設定したり

または痛み止めを使用した日をチェックしてゆき、

それがどの位減ったのか、など

具体的に達成や変化を表す数字がないかどうかを考えてみるのです。

 

こうしてゆくと改善点も見えやすくなりますし、

理想を引き寄せる行動が近づいてくるはずです。

あなたの理想が実現できるよう、今年も応援してゆきます!

 

*今月はお客様向けに毎月発行しているメルマガの転載です。

 今後毎月読まれたい方は「個別矯正」予約システムから会員登録をお待ちしております。

 

2018.1.10

 

「理事を解任されまして・・・」

シンポジウムも無事終わり今年ももうすぐ終わろうとしています。

協会立ち上げから長きに渡り、組織作りに関わらせていただきましたが、

先日のお知らせ通り、僕の協会「理事」としての役割も終わりました。

数名の方からお気遣いのお言葉をいただき、大変嬉しく、感謝しております。

 

僕なりに「マインド」と「プログラム」を大切にしてきたつもりでしたが

理事長の考える優先事項を後回しにしたり、ないがしろにした、と感じさせてしまい

おそらくは理念を達成するために同じ方向を向いていない、信頼できる仲間ではない、

と思わせてしまったのだろうと思います。

 

僕の考えや手段が理解してもらえなかった面があるのは事実ですが

僕自身にも反省点はもちろんあり、

これを今後の成長の糧にできればと思っています。

 

これからは運営に関わる事はありませんが、

これまで通り、背骨コンディショニングを少しだけ先に始めた人間として

皆様のお役に立てますよう、多くの方の調子がよくなりますよう

いち協会員として、変わらず活動してまいります。

新体制に関わる皆様は、これから色々大変になってくると思いますが、

できることは全面的に協力してまいります。

 

『7つの習慣』の著者、コビー博士自身も

全ての習慣を完璧にこなすことはできない、と言っています。

 

中でも第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」という原則に反し

「まず理解に徹」する前に「理解され」たがるのが人間だと。

マインド編「まず相手の気持ちになる」に通じるものがあります。

 

しかしお互いに第4の習慣「Win-Winを考える」の心で相互理解が進めば

第6の習慣「シナジーを創り出す」ことができるはずです。

 

僕の矯正ではいつでも皆さんとシナジーを創り出すことを目指しています。

一人でも多くの方の笑顔をサポートできるよう、一緒にシナジーを生み出しましょう。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

2017.12.12

 

「1時間10万円のコンサルタントが話すこと」

世の中で成功する人や考え方は、

言われてみれば「そりゃそうだよね〜」というくらい

シンプルな原則に基づいていることが多々あります。

 

かつて1時間10万円のコンサルを受けたことがありました。

5回コースなので、合計50万円です。

1分も無駄にできない緊張感の中で感じたことは、10万円の先生が言うことは

 

「そりゃそうですよね〜」

 

ということ。

全て言われてみれば「当たり前」のことなのです。

ところが色々なこだわり、しがらみ、余裕のなさ、、、などなど

シンプルな原則が見えなくなってしまうことが、とても多いと感じます。

 

世界で3,000万部、ビジネス書部門で歴代No.1の販売部数を誇る名著

『7つの習慣』をご存知ですか?

僕は大学時代に読んで以来、人生のバイブルとしてできる限りこの内容を実践してきました。

完全にマスターするにはまだまだですが、うまく実践できた時には仕事や人間関係や私生活でうまくいかない事例は、これまでにありませんでした。

 

そこには、幸せな人生を送るためのシンプルな原則と

それを実践して「習慣」にしてゆく方法が込められています。

 

『7つの習慣』を身につければ、自己啓発本やセミナーは何もいらないと断言できます。

世界が認めた成功と成長の習慣を、背骨コンディショニングのこれまでお世話になってきた仲間とシェアしたく、実践会にお誘いしたく思います。

背骨コンディショニングを世界に広める仲間に、価値ある情報を伝えたい。そして共に尊敬し合える関係を作り、共に成長したいと思っています。

僕は昨年、世界初の「7つの習慣実践会」の公式ファシリテーターの資格を取得し、

まもなく全12回×2回の実践会を終えようとしている所です。

この書籍はもう何十回も読んでいますが、読むたびに新たな学び、気づきがあり、仕事に人間関係に、そして穏やかな気持ちでブレずに毎日を過ごすための源となっているのを感じます。

 

世界が認めた成功と成長の習慣を、一緒に読み解きませんか?

ご参加いただける方は、詳細を確認の上以下のページよりお申し込みくださいませ。

http://kokucheese.com/event/index/493965/

*参加された方のお声も掲載しています

 

■ファシリテーター:藤井聖司

■日時:1月31日(水)18:00~ 毎月第4水曜日(変更の場合あり) 全12回

■会場:府中スタジオ

■料金:3,000円/回(インストラクター特別料金。一般の方は5,000円)

■定員:先着6名限定・再受講の方も歓迎いたします!

(限られた時間で内容の濃いものにするため、人数を限らせていただきます)

■申込: http://kokucheese.com/event/index/493965/

■内容: 

『7つの習慣』を全12回に分けて読み進める読書会を行いながら、毎月実践目標を立て、少しずつ書籍の内容を身につけてゆく「実践会」です。 1冊の本を小分けにするので、日常の読書時間が少なくても安心してご参加いただけます。 また万一読んで来る暇がなかった時も、大事な部分をまとめた資料がありますので安心できます。 

毎月一つ自分で決めた実践目標を通じて、少しずつ7つの習慣を身につけてゆきましょう。 

■特典: 

今回は背骨コンディショニングインストラクターを優先して募集いたします。

もし6名集まりましたら一般の方は募集せず、インストラクターならではの悩みや情報をシェアしながら、内容の濃い実践会を行うことが可能となります。

 

*参加の条件* 

当日までに『完訳 7つの習慣 人権主義の回復』をご購入いただく事。 

初期の発売当時のものは訳や内容・ページ数が変わっていますので、指定の完訳版をご購入ください。(オーディオブック付きのものでも、通常のものでも構いません。) 

http://goo.gl/CpKQ8N 

初日は、最初から~p46「パラダイムと原則」のところまでをお読みいただいた上で参加される事を強くお勧めします。 

以上、皆様のご参加をお待ちしております。

2017.11.10

 

スタジオ利用のおすすめ

背骨コンディショニングの活動はこれまで色々な場所で行ってきましたが、

パーソナル指導・背骨矯正となると意外に限られ、苦労してきました。

地域の区民センターとなると「営利目的では使えません」の縛りがあり

堂々とお客様に打ち出すには気が引けます。

また営利目的で使える場所であれば、

確保しても予約が取れなかった場合にはキャンセル料がかかりますし

2人以上予約が入らなければ元が取れなかったり・・・など、リスクもあります。

 

今は背骨コンディショニングスタジオを2014年に荻窪に、

今月から府中にオープンしました。

たくさんのインストラクターに、

できるだけリスクなしで利用していただけるような仕組みにしてみたつもりです。

 

背骨コンディショニングのライセンスを持ったインストラクターであれば、

どなたでも簡単に利用できます。

使えるかスケジュールを確認し、利用しますとメールしていただければいいだけです。

キャンセルになったらその旨ご連絡いただければ、キャンセル料はかかりません。

定期的に利用する場合には、

顔写真を含めたプロフィールをこのHPにて紹介させていただきます。

 

ぜひぜひご利用いただき、新しい活動の一歩を踏み出してください!

 

2017.10.9

背骨コンディショニングスタジオ利用方法.pdf
PDFファイル 214.3 KB

 

NEWカウンセリングシート

最近新しいツールを導入しました。

 

いつものカルテで使いづらかった点は

回が進むにつれて運動処方や体の状況を確認するのに、

毎回前の記録を確認する必要があること。

 

そこで先月からスコアを記入するカルテとは別に、

「目標・希望」

「目標・希望を叶えるために、問題となっている体の状況」

「体の症状を改善するために必要なこと」

と大きく3つの項目に分けて体の状況と体操の関係をまとめ

毎回お客様と共有しながらセッションを進めるようにしました。

 

特に「目標・希望」は

どこが痛い、という言葉を聞きながら

「それでは・・・という風に「したい」と思われているのですね?」

「・・・のような体に「なりたい」と思われているのですね?」

と「したい」の形に変換し、お客様に確認をします。

 

意外と

「それでは・・・さんの目標は***のようにしたい、

 ということで間違いないでしょうか?」

と確認するのは勇気が必要です。

それまでよくお客様の話を聞いておかなければ、

的はずれになりかねず、信頼を失う可能性もあるからです。

 

その代わり

「・・・が痛いんです」と暗い顔をしていたお客様も

では「***のような体になりたいということですね?」と、

ズバリお客様自身でも気づかなかった目標を

こちらで上手く表現できた時には、とってもいいお顔になります。

 

これは先日引退を表明した伊達公子選手や

卓球の福原愛選手のトレーナーをしている

中野ジェームズ修一さんの「モチベーションテクニック」を

受講した時に習った内容のアレンジしたもの。

 

目標をはっきり言葉にして共有しておくことで、

我々の仕事が骨を矯正するだけでなく、

カウンセリングを通じてベストな体操を選ぶお手伝いをすることと、

その体操を身につけるためのお手伝いをすることであると、

さらに理解もしていただけるように思います。

 

僕が使っているシートをアップしておきますので、よければ使ってみてくださいませ。

その代わり使った人は、ぜひお気付きの点・改善点をフィードバックお願いいたします!

2017.9.10

新カルテ案 (1).pdf
PDFファイル 127.8 KB

 

「サポートは何をしたらいいの?」

サポートに入っていただいている先生から

指導した方がいいのか、話しかけた方がいいのか、

放っておいていいのか、わからない。

と、たまに言われます。

 

結構難しい問題ですよね。

 

僕にも正解はわかりません(笑)。

 

だって、

僕らはお客様のお困りごとを解決するお手伝いをするのが仕事。

だから正解は、お客様だけが知っています。

 

サポートに限らず、

パーソナル指導でも、

グループ体操でさえ、

お客様のお困りごとが何かを知ることが

僕らの第一歩。

 

昨日のお客様は、長く通われている方で

バックキックを週2回、

基本的なゆるめ体操も毎日やっているといいます。

 

全く言う事なさげに聞こえますが

ご本人は家でやっている取り組みに、

改善への確信と自信が持てていない様子。

 

よくよく話しを聞くと

全ての体操を毎回できていない事で

本当にこれで効果が出るのか、と

もっとたくさん、しっかり毎日、やらなければ効果が出ないのでは、と

自信が持てていないようでした。

 

そこで

根本的に症状を解決する方法

 =筋トレ

症状を和らげるための体操

 =仙骨周辺のゆるめ・矯正と、神経ストレッチ

のように分類して、

体操を重要度別にグレードA→Cまで分けてみました。

 

Aは週二回、必ずやった方がよい。

Bはできれば毎日やった方がよい。

Cは症状がキツイ時にやると楽になる。

 

この確認をしたのち、

それぞれの体操がキッチリできるように

フォーム・回数などを確認され、

いくぶんスッキリされたように見えました。

 

果たして、今回のセッションはうまくいったのでしょうか?!

 

・・・僕にもわかりません(笑)。

 

正解は、

来月、

お客様が持って来られます。

2017.8.4

 

「アドバイスを受け入れてくれないお客様への対応」

お客様が、自分のアドバイスを受け入れてくれない

アドバイスしているのに違う事をやって、身体を痛めている

という事はありますか?

または子供に勉強しなさい、と言っても全くやらない

部屋をキチンと片付けなさい、と言っても散らかし放題

という事はありますか?

 

少し前に気になっていた

『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』

を読みました。

 

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」

という言葉を紹介する一節があります。

 

「課題の分離」と表現されていますが

「これは誰の課題か?」

「結末を最終的に引き受けるのは誰か?」

を考えることと

他者の課題に土足で踏み込んだ時に、問題が起こること

が書いてあります。

 

自分を変えることができるのは自分しかいない。

援助はするよ、という姿勢は見せておくけれど

実際に何をしてもらうかは本人が決める。

大切なことは

窮地に陥った時に、素直に相談しようと思えるかどうか

普段からそれだけの信頼関係が築けているか。

 

パーソナルを始めた頃は

自分のアドバイスに従わせることができなければ

そのセッションは失敗、と考えてしまうことがありました。

そんな時は、ついつい他者の課題に土足で踏み込みがちになります。

そもそもクライアントが

その問題に関して話したいと思っているのか、

そういった前提が間違っていることもあるでしょう。

 

「課題の分離」に従えば、インストラクターは

「全力で援助をする準備があります」

「自分はこのような援助ができます」

ということは伝えますが

実際にアドバイスするかどうかは別問題で

求められた時だけにアドバイスするのがよいということです。

 

クライアントが何かを話し始めると、すぐに

それはこうした方がいいよ、と伝えていませんか?

明らかにアドバイスを求めていると確信できていますか?

 

家族ではなおさら、ついつい誰の課題か区別がなくなりがち。

 

この人が水辺まで連れてきてくれたのだから、

この水を呑めば問題は解決しそう

そう思ってもらえるほど

信頼感のあるインストラクターでありたいものです。

2017.7.11

 

「テストに必ず合格する方法」

小5の息子が最近、少しだけ勉強し始めています。

でも問題に間違える事や、習っていない問題に挑戦する事には

とてもストレスを感じている様子で、「キー!」となる。

 

実はこれ、大人になっても結構ありますよね。

サポートの方々がよく直面する苦手分野といえば・・・

ダントツ1位が、パソコンの入力(笑)。

 

でも苦手な事やわからない事がある、というのは

そこによい点数を取るチャンスが広がっている、という事。

考え方や物の見方が変われば、感情はすぐに変わります。

この先、避けて通れない課題なら

「そこだけちゃんと覚えとけば、いいんだよね?

そうすれば次は100点取れるって事でしょ?

今見つけてラッキー!」

と考えるように、息子には勧めていますし

自分でも避けて通れない苦手分野には

積極的にチャレンジするよう心がけているつもりです。

 

ちなみに僕は昔、人と話す、というのが苦手でした。

パーソナル指導も、苦手でした。

毎回ものすごい疲労感で、こんな仕事一生できる訳ない!

とか思っていました。

 

当時は今思うと運動指導のネタが少なく、

提供できるモノが限られていたので、

結局その中の事を「伝える」事にフォーカスしていたように思います。

無理やり型に当てはめる感じになる場合は、

お客様にとっても、こちらにとっても、やはりストレスに感じます。

 

今はこの人が何を求めているのか

「理解に徹する」事にフォーカスするようにしています。

その後でそこに必要なモノを当てはめてゆきます。

 

もしかすると、提供できるモノが増えたので

自分に提供できない内容を要望されたら困る

という恐怖感がなくなって、

純粋に理解に徹する事ができるようになったのかもしれません。

 

最近はお客様の求めているものが明確にイメージできる事も多くなり

ストレスよりも、人の役に立てている充実感が勝っています。

 

漫画ワンピースで、

主人公のルフィがコテンパンにやられて、

「もっと強くならないと仲間を救えない」と2年間修行しましたが

「海賊王に俺はなる!」という気持ちと「強さ」という実力と

両方が必要という事ですね。

 

皆様にも、避けて通れないけれど

苦手な事や、嫌だな、と思う事はありますか・・・?

2017.6.15

 

「ランニングする前に読む本」

講談社のブルーバックスシリーズ、田中宏暁著

ブルーバックスは、専門的な内容の入門書として役にたつと評判です。

この本は、フィットネス講座を受講された方なら

内容の復習にちょうどよいのではないでしょうか。

 

ATくらいの強度で「スロージョギング」をすると

マラソンのトレーニングにも、健康にも、良い事がたくさん!

という内容(だと理解しました)。

ATくらいの強度の事を「にこにこペース」と呼んでいます。

 

筆者は50歳で2時間38分でフルマラソンを走っているだけあって、

具体的にフルマラソンを完走するための練習方法・調整方法も

詳しく載っています。

自分で挑戦したいという人、

クライアントさんがマラソンに挑戦する、というトレーナーは

ぜひ目を通しておくとよいと思いました。

 

「スロージョギング」では

かかと着地でなく、フォアフット着地をお勧めしています。

確かにかかとでなく、足の構造的にクッション性の高いフォアフット

つまり親指の付け根あたりで着地した方が、

膝への衝撃が少ないのはうなずけます。

(恐らく、これを意識しすぎてふくらはぎがパンパンに、、、

 というお客様が昔いらっしゃいましたが・・・)

 

最大酸素摂取量が増える事で

がんのリスクが下がる事、

血圧、血糖値、コレステロール、認知機能への影響など

はフィットネス講座でお伝えした通りですが、

詳しい解説も参考になります。

 

さらに有酸素運動で、

毛細血管が発達、脂肪分解を促す酵素も増える事、

ミトコンドリアの機能自体も高まる事、

薄々そうだろうとは思っていましたが、

ハッキリとした記述が見られ、

目を通しておくと、さらに自信を持って指導ができると思いました。

 

有酸素運動は健康によい。

けれど腰や膝が痛くて有酸素運動ができなくなってくる。

結果、上記のような身体の機能が下がってきて

様々なリスクが増してくる。

背骨コンディショニングは

そうした健康の本当に最初の一歩に必要なプログラムですよね。

 

もうすぐ背骨の日。

もっともっとたくさんの方に広めてゆきましょう。

皆様もこれお勧め!という本がありましたらぜひ教えてくださいませ。

2017.5.12

 

「ナチスの強制収容所から生還した心理学者の話」

ナチスの強制収容所関係の話は、初めて読みました。

僕が読んだのはビクトールフランクル『夜と霧』。

やはり、いろいろ衝撃的な本でしたので

シェアさせていただきたく思います。

 

あまりにも過酷な状況で、

生きることを諦める人も、もちろん多かったようです。

 

しかしこの著者は、

「心の奥底で愛する人の面影に思いをこらせば、

 ほんのいっときにせよ至福の境地になれる」

ことで希望をつなぎ、

もちろん、どこか別の収容所に入れられている妻に関して

「生きているのか死んでいるのかは、

 わからなくてもまったくどうでもいい。

 ・・・中略

 愛する妻の姿を心のなかに見つめることの妨げにはならなかった」

 

さらに

「ひとりひとりの人間にそなわっているかけがえのなさは、

 意識されたとたん、・・・中略・・・

 自分を待っている仕事や愛する人間に対する責任を自覚した人間は、

 ・・・自分が「なぜ」存在するかを知っているので、

 ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ。」

「人間の内面は外的な運命よりも強靭なのだ」

 

そして、どんな状況下にあっても

「おのれの尊厳を守る人間になるかは、自分自身が決める」

といった気づきが書かれています。

 

ここまでの過酷な状況に耐えた人に言われると、

筋トレが続けられません、とか、

勉強する時間が、忙しくて取れないんです、とか、

もろもろ、もちろん自分に対しても

何言ってやがる!と思わなくもないですが(笑)

 

状況や重さが全く違うのをもちろん承知で、

何かを諦めずに続けられるかどうかは、

その先にあるもののイメージと、

自分自身がどのような人間で「ある」か、

という点に関わっているのだと

改めて気づかされました。

常に多くの人の役にたつ人間で「あり」たいと願う日々です。

 

皆様はどんなインストラクターで「あり」たいと

思われてらっしゃいますか?

 

2017.4.9

 

業務連絡、と値上げの影響

今回は業務連絡と最近の様子をシェアします。

 

1月に値上げしまして、

それまでの6,000円から10,000円へ。

山梨は4,000円から10,000円へ!

かなりのアップで、さすがにお客様は減っています(泣)。

ただその分、そのお客様が皆様の所に行っているなら狙い通り、

という事になりますが・・・いかがでしょうか?

もし皆様の所に藤井の矯正を受けていたお客様が行っておりましたら

どうぞよろしくお願いいたします!

少しでもご縁のあったお客様の事は、

皆様もそうだと思いますが、やはり気になるもの。

僕がオススメしていた体操や、カルテは共有させていただき、

これまでとは違った形でサポートさせていただきたい、

という思いです。

なのでたまにお客様情報、いただけたら嬉しく思います!

 

とは言え、僕も個人事業で

70歳過ぎまでマンションのローンを払う予定ですので(笑)

まだまだ稼がねばなりません。

そこで4月から、日野さんを見習い

お客様の誕生月には、バースデーカードと

誕生月は何度でも¥3,000割引チケットを送る予定です。

紹介割引は1月から¥2,000円割引になっていますので、

誕生月に新しいお客様を連れて来ていただければ、

矯正代金は¥5,000、新規の方も誕生月なら¥10,000となります。

→サポートに入る方は覚えておいてください!

 

ただ、もしすでに皆様が引き継がれているお客様に出してしまい、

皆様の邪魔になってはいけませんので、

それも含めて、情報共有していけたらと思います。

 

矯正日数を減らし、

と言っても月に3〜4日ほどですので、

研修などで潰れる事も多いのですが

それでも、以前より充実しているような気がしています。

これまでより、

「緊急でないけれど重要な事」

に時間を避けているような気がしています。

 

この間も福岡でスポーツクラブを回って営業してきました!

書店のキャンペーンも荻窪では開始されて

下高井戸の書店でも、今日あたりから開始したはず。

お風呂事業も形になりそうです。

 

このプログラムはまだまだたくさんの方にお届けしなければなりません。

背骨の日も、僕は東京に戻ってくる事になりました。

一緒に盛り上げて行きましょう!

 

2017.3.14

 

売上を100%アップさせた方法

プロとしてお金をいただいている以上、

もちろん全てではありませんが、

一つの目安となるのが売上。

その売上をアップさせる方法は?と

背骨コンディショニングのパーソナルで考えてみます。

 

1:新規顧客の取り込み口

グループ体操がオーソドックスな形ですが、

できるだけ定期的に、

新しい人が入ってくる仕組みがあれば理想的ですよね。

僕が一番うまく行ってるところは、山梨のサークル。

お金に渋い土地柄か、矯正も体操も人数が減りがち。

ところがサークルを行っている公民館で、

年に1回主催講座を開催してくださるので、

必ずそこで新しいメンバーが加わるのです。

 

2:リピートしてもらう

3:紹介してもらう

4:単価を上げる

5:効率を上げる(時間を短くする)

6:経費をかける、またはかけない

7:投資する

 

2以下はまた次の機会に詳しく書くとして、

売上を左右する要素と言えば、

不景気

競合他社

流行

と外部の影響ももちろんありますが、

1:新規顧客取り込み口、だけ考えても

「7つの習慣」で言うところの、

インサイドアウトの考え方で

自分にできる事が必ずありますよね。

 

ちなみに荻窪スタジオの集客で、今考えているのは、

・荻窪ルミネ内よみうりカルチャーでの公開講座と定期講座 →3月実施

・近所のAYUMI BOOKS で、書籍お買い上げごとに体操1回体験無料券 →まもなく開始

・ゆうゆう館でイベントレッスンの働きかけ →館長さんに打診中

・浴場組合主催、銭湯でのレッスンの働きかけ →銭湯さんに問い合わせ中

 

ちなみに僕のアルバイト時代は

一番最後、時給が上がった時でも最高1,000円だったので

今は確実に100%以上アップしてます。

当時から考えると信じられません。

が、その時その時の小さな目標を見ながら

新規が来ない~って待ってるよりも

できる事を確実に積み重ねたように思います。

 

インサイドアウト

環境を変えようと思ったら、自分が変わる。

自分を取り巻く状況は自分の責任だと

覚悟して行動する。

 

まだまだできる事、

考えれば考えるほどありすぎで、実行仕切れません。

・・・どなたか手伝って!

 

************

僕はこうした成功に関しての考え方を

『7つの習慣』で学びました。

一人で読むだけでなく、より深く理解して身に付けたい人のための

「7つの習慣(R)実践会」2回目は2/25(土)17:00~20:00 開催です。

一緒に成長して行きましょう。

*インストラクターは割引価格でご参加いただけます。

 興味のある方は下記ページをご覧ください。

 https://7habits-fujii.jimdo.com/

インストラクター専用の申し込みページはこちら

 http://kokucheese.com/event/index/443334/

2017.2.10 

 

必ず目標を達成する方法

*今回はお客様向けのメルマガをアレンジしてお伝えします*

 

2017年になりました。

僕は昨年「7つの習慣(R)実践会ファシリテーター」

なる資格を取得しました。

今年から新たにこちらの活動も開始いたします。

これは全世界で最も売れているビジネス書「7つの習慣」を元にして、

その内容を身につけられるよう実践会を開催できる資格です。

これまで企業向けの研修会はありましたが、個人向けはありませんでした。

ちなみに企業向けの研修会は、全世界で行われ、

Fortune100の企業の大半が取り入れています。

つまり「7つの習慣」は世界の一流企業が実証する、

目標を達成し、成功するためのエッセンスがつまった本なのです。

 

体づくりでは多くの方が一番のネックになるのが筋トレです。

*我々指導者の場合は、自身の体づくりに加え、

実力をつけるための勉強なども継続してゆきたいところ。

 

重要性はわかっているつもりでも、つい忘れてしまう。

つい時間がなくて後回しになってしまう。

そんな場合も「7つの習慣」を紐解くと、多くのヒントがあります。

 

第3の習慣は「最優先事項を優先する」という時間管理のスキル。

ここでは全ての活動を「重要性」と「緊急性」の両面から分類します。

時間は「重要」でない事をやめれば、できると断言しています。

まずは本当に理想とする状態を思い描く。

そうすれば普段の活動の中から、つい習慣で行っている事、

緊急性があるように見えて実は「重要」でない事、

やめても、自分の理想とする状態に近づくために支障がない事、

そんな事が見えてくると言います。

 

何が自分にとって大切なのか

第2の習慣「終わりを思い描く事からはじめる」でイメージし

緊急に見える事があっても、

習慣でつい反応しがちな事があっても、

第1の習慣「主体的である」事で

刺激と反応の間のスペースを空けて、

自分の行動や気分を自分で責任を持って選択する覚悟を持つ。

 

必要のない事に「NO」と言うには、

燃えるようなYESがなければならない

多くの方は予定通り実行できないのは

意志が弱いからだと思っているが、実はそうではない

本当に大切な優先順位が

心と体に根付いていない事が一番の原因だ

と、著者のコビー博士は言っています。

 

確かに、

家族の食事の準備をする、という役割を第一に考える人は

食事をするのを忘れてた!という事はありませんよね。

でも、研究者などで食事に無頓着な人は、

ずっと研究室にこもっていて、ふと気が付いたら

食事をするのを忘れて夜になっていた!

という事もあるようです。

 

正しい方法さえ知っていれば、

体は自分の思い通りにデザインできます。

多くの方に接する機会をいただき、本当に思います。

これからも正しい方法をできるだけ皆様にお伝えしてゆきたいと思います。

*そんな仲間が増える事を、心から願っています。

 

*「7つの習慣(R)実践会」は今週の土曜日より始まります。

*インストラクターは割引価格でご参加いただけます。

 興味のある方は下記ページをご覧ください。

 https://7habits-fujii.jimdo.com/

インストラクター専用の申し込みページはこちら

 http://kokucheese.com/event/index/443334/

2017.1.10

 

「7つの習慣実践会」開催のお知らせ

 

以前に紹介しました『7つの習慣』は

人間関係でも仕事でも、成功するためのエッセンスが詰まっています。

7つというだけあって、身につける習慣が7つにまとめられています。

通常の自己啓発は「自立」を最高の目標としている事が多いと思います。

しかしここでは「自立」は第1〜3の習慣の前半部分。

人生の責任を自分で引き受ける事を覚悟し(第1)、

理想とする終わりを思い描いて(第2)、

最優先事項を、自分との約束を誠実に守る事で実行する(第3)。

それだけでなく、本当の成功は

他者とのWin-Winを考え(第4)、

理解されてから理解し(第5)、

そしてシナジー(相乗効果)を発揮する事(第6)で得られる。

それら全ては刃を研ぐ(第7)習慣を身につける事で、一層レベルアップしてゆく。

 

そりゃ、それが全部できれば上手くいくよ!

と思います。確かに。

 

僕は大学時代に読んで以来、人生のバイブルとしてできる限りこの内容を実践してきました。

もちろん、完全にマスターするにはまだまだですが、うまく実践できた時には仕事や人間関係や私生活でうまくいかない事例は、これまでにありませんでした。

『7つの習慣』を身につければ、自己啓発本やセミナーは何もいらないと断言できます。

世界が認めた成功と成長の習慣を、いち早く背骨コンディショニングの仲間とシェアしたく、実践会を開催したいと思います。

背骨コンディショニングを世界に広める仲間に、価値ある情報を伝えたい。

 

そして共に尊敬し合える関係を作り、共に成長したいと思っています。

 

書籍の内容をできるだけ正確にお伝えしながら、実生活に活かすための気づきを得、毎月実践目標を立てて自ら変わってゆこうという会です。

ご興味あります方は、こちらをご覧ください。

http://7habits-fujii.jimdo.com/

 

まずはインストラクターに優先してご案内させていただいております。

先着7名限定。インストラクターは特別割引価格にて受講できます。

ご興味あります方は、お早めに。

一緒に学び、成長してゆきましょう!

申し込みはこちらから

http://kokucheese.com/event/index/443334/

 

*背骨コンディショニングインストラクターであれば、どなたでも割引価格にて参加可能です。この情報が届いていない方へも、もし興味があるようであれば、どんどんお声かけくださいませ。

2016.12.9

 

「自信がないの裏返し」

何か新しい事を始める時、

例えばグループ体操やパーソナルを初めて行う時には、

すぐに一歩目を踏み出せる人と、

なかなか一歩目を踏み出せない人がいるようです。

 

パーソナル講習会で詳しく学ぶ内容ですが、

何か行動を変える時は

「重要度」と「自信」の両方が必要だと言われています。

 

そもそもその行動を起こす、

行動を変える事が、

自分にとってさほど重要でなければ、

わざわざ行動を起こさないのもうなずけます。

 

しかし、先を見通すと緊急ではないが重要な事、

いつかは避けられないとわかっている事、

やる事が自分にとって必ずプラスになる事、

であれば、やるしかありません。

 

そこでよく聞かれる言葉が「自信がない」という事。

実は「自信がない」は「不安がある」の裏返し。

自信を持つ必要はない。

不安を取り除けばいい。

もし、今一歩踏み出せないとしたら

その不安は何でしょうか?

 

僕は来年1月から矯正代金を10,000円に値上げします。

特に山梨は4,000円から10,000円に超大幅アップ。

、、、実は不安です。

お客様が来なくなったらどうしよう?

マンションのローンが払えなくなったらどうしよう?

なので今、対策を練って、行動に移しています。

 

皆様も色々自信が持てない事もあると思いますが、

不安を直視して、ぶつかって、行動する事だけが

本当の解決に繋がるのでは、と思います。

 

少しだけ背骨コンディショニングの先を歩く人間として、

何か僕にお手伝いできる事、

ありましたらお声かけくださいませ。

一緒に成長して行きましょう!

2016.11.10

 

「来年からの値上げについて(サポートの方は必読でお願いいたします)」

今回は、インストラクターとして少しだけ先を行く者ではなく、

仕事をお願いしている雇い主、という視点で書きます。

 

来年から藤井の矯正は1矯正1万円に値上げいたします。

(まだお客様にはお知らせしていませんので、内密にお願いいたします)

現在の6000円から大幅値上げになりますので、

矯正だけでなく、

前後の体操指導や受付・入金時の接客も含め、

それなりのクォリティがなければ、

もちろんお客様は継続していただけないと思います。

特に僕は綺麗な施設で行っている訳でもなく

売りは指導と接客以外ありません。

料金変更は1月からですが、

現在から1万円に価する内容でなければ、

もちろんお客様は離れますし、

僕も事前MTや終了後に、できるだけフォローしてゆきたく思います。

 

僕の求める理想のイメージは、お客様から見たときに、

お気に入りの、常宿としている、温泉旅館のスタッフさん

という感じが一番近いです。

顔なじみで、世間話が弾む事もありながら、

お客様とは一線を画して最高に、丁寧に、一流の応対しながら

テキパキ仕事もできる、という感じ。

 

*僕がお気に入りの常宿としている温泉旅館がある

 と言う意味ではありません・・・。

 念のため(^_^;)

 

また、もちろんメインは僕の矯正ですが、

体操指導はそれと同等の価値があると思っています。

つまり30分の体操指導は5,000円に価するもの、

という認識でいます。

もし、ご自身の体操指導が30分5,000円に価する内容を

提供できていないと感じられる場合は、

ぜひ、少なくとも1月までに、

何が足りないか考え、補えるように実行してみてください。

それができれば、サポートに入っている暇がなくなるくらい、

ご自身のパーソナルで忙しくなるはずです!

 

また、

指導三原則とその注意点、

指導者の心構えとコツ、

基本の体操はもちろん、ヴァリエーション講座にでてくる体操全て

は最低限踏まえた指導ができる事は、

前提条件となってきます。

もし基本の体操以外でわからないもの、

あやふやなものがある、という場合には

ヴァリエーション講座に参加するなど、

しっかりと確認をお願いいたします。

 

また、6,000円と10,000円では客層が変わるはずで、

10,000円なら受けなくてもいい、他の先生に、

というお客様も必ずいらっしゃると思います。

 

サポートでお客様と信頼関係ができていれば

今後は先生にお願いしようかな・・・という方も

出てくるはずです。

 

矯正枠も1月から縮小しますので、

ご自身のためにも、よりよい指導を行い

結果として協会全体がレベルアップし、

お客様にもさらにご満足いただけるようになれば

と思います。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

2016.10.7

 

「関心の輪と影響の輪」

 

矯正やグループ体操を行うとき、結果を気にするのは

プロとして当然ですよね。

結局治るか治らないか。

痛みが軽くなったか、ならないか。

お客様の不安を取り除く事ができたかどうか。

希望を持ってもらえるような指導ができたかどうか。

 

一方で何事も結果をコントロールする事はできません。

棒の端を持ち上げると片方の端も持ち上がるという言葉があります。

僕らが行うのは、棒の片方の端を持ち上げる事だけ。

しかるべき技術・マインドに基づいて指導すれば

しかるべき結果がついてくるはず。

 

『7つの習慣』には、

自分が直接影響を与えられる事にフォーカスして行動する。

関心はあるけれど、自分でどうしようもない事に関しては

時間・労力をそそぐのは無駄などころか、

自分ができる事も狭まって行く、

という内容の事が書いてあります。

 

直接影響を与えられる「影響の輪」にフォーカスする事で

結果的に「影響の輪」が広がって行く。

 

シンポジウムで川北さんが

「ただただ、日野さんに怒られないように

 目の前の仕事を全力でこなして行った」

と言っていました。

 

怒られないように →自分でコントロールできない事を気にしつつも

目の前の仕事を全力で →影響の輪にフォーカスして仕事を行う

 

結果、矯正の売上が元々経営していたバーの売上を

上回るほどまでになったのですね。

 

やる事やったら、

あとは

Let it be

 

結果はどうなっても後悔はなくなりますよね。

2016.9.8

 

シンポジウム2016で紹介したオススメ本

協会のHPにも掲載予定ですが、今年のシンポジウムで紹介した本のリンク集です。

実力・マーケティング・目標設定と人間性、

それぞれの分野から、実力アップに役に立つ本をピックアップしました。

1,000万円以上の「ありがとう」をもらえるインストラクターになりましょう!

 

『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』

スティーブン・R・コヴィー  (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳) キングベアー出版

仕事も家庭も人間関係も全てに満足できている人は、一体何が違うのでしょうか?時間管理・プレゼンテーション・コミュニケーションのノウハウ、理想的なあり方、、、こうした全てはゆるぎない原則に基づいた人格から生まれること、その人格を作るあり方と行動指針、そして幸せな人間関係と毎日を手に入れ、それを続けてゆく考え方と方法が示されています。それが歴代のビジネス書で世界No.1の3,000万冊の売上を誇るこの本。

 

『人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン』

 

アンソニー・ロビンズ  (著), 河本 隆行 (著) 成甲書房

 

「ありがとう」をもらえる活動は最高のモチベーションになります。「できない事」にフォーカスせず「できる事」を考え、

言葉と行動と現実の解釈を変え、強い目標をイメージする。

人生は自分で変えられると教えてくれる1冊です。

 

  

『新版 運動処方―理論と実際』

池上 晴夫  (著) 朝倉書店

有酸素運動の基本の教科書。

小難しいですが、運動指導者なら読んでおきたい一冊。

 

『ボディ・ナビゲーション―触ってわかる身体解剖』

Andrew Biel  (著), 阪本 桂造 (翻訳) 医道の日本社

どの部分がどこの骨か、触ってすぐわかる、が我々には求められます。

背骨コンディショニングインストラクターは必携の書。

 

『ボディーナビゲーション・ムーブメント

 ―身体を組み立てながら、動きの構造と機能を学ぼう』

Andrew Biel (著), 阪本 桂造 (翻訳) 医道の日本社

歩くときにはどの骨・関節・筋肉を使っているの?という問いから

骨や筋肉の基本まで、楽しいイラストで教えてもらえます。

 

 『6分間文章術――想いを伝える教科書』

中野 巧  (著) ダイヤモンド社

文章やプレゼンの「構造」を作るには、こんな方法があった!

誰でも心に響く文章を書けるようになる本。

 

『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』

カーマイン・ガロ  (著), 外村仁 解説 (その他), 井口耕二  (翻訳) 日経BP社

心に響くプレゼンやレッスンをするのにも、技術があります。

技術なら、誰でも身につけられるハズ。

 

『好きになる解剖学 Part2』

竹内 修二 (著) 講談社

part2は骨・筋肉について。

教え方の上手な先生が、講義をしてくれているみたいに解剖学を学べます。

 

『筋肉はふしぎ―力を生み出すメカニズム』

杉 晴夫  (著) 講談社

TCA回路、ATP-CP系など、この言葉にアレルギー反応がある人へ。

わかりやすく運動生理学を解説してくれます。

 

『大人のための図鑑 脳と心のしくみ』

池谷裕二  (監修) 新星出版社

安い割にビジュアルが素敵。この本、というより池谷裕二さんのファンなので、紹介したかったのです。脳について勉強したくなったら、ブルーバックスから出ている池谷さんの本はどれもオススメです。

 

『好きになる免疫学』

萩原 清文  (著), 多田 富雄 (監修) 講談社

免疫関係は難しい本が多いなか、

楽しいイラストで非常にわかりやすく解説してくれます。

 

『インストラクショナルデザイン―教師のためのルールブック』

島宗 理  (著) 米田出版

教える技術の基本です。教えるとは行動を引き出す事。

言う事言ったから、理解できないのはそっちの責任、、、ではなく

「学び」にコミットした指導者を目指したいですね。

 

『フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました』

きたみ りゅうじ  (著) 日本実業出版社

チョイ悪税理士が、申告と節税について教えてくれます。

個人事業主になろうかな、という人はまず読みましょう。

 

『お金の流れが一目でわかる! 超★ドンブリ経営のすすめ

 ―――社長はこの図を描くだけでいい! 』

和仁 達也  (著) ダイヤモンド社

もうかってるのか、もかってないのか、経費はいくら使っていいのか、値上げした方がいいのか、しなくていいのか、お金の使い方に迷ったら、この図を描けばスッキリ!という本。

 

『読んだら忘れない読書術』

樺沢紫苑  (著) サンマーク出版

せっかくお金と時間を使って本を読むなら、

まずは読書を、血や肉へと効率よく変えるノウハウを学びましょう。

 

 

『小型聖書 - 新共同訳』

日本聖書協会 (著) 日本聖書協会

日野理事長オススメの、オーソドックスな聖書です。

 

 

『「学び」を「仕組み」に変える新・家元制度』

前田出  (著) アチーブメント出版

背骨コンディショニング協会の新カリキュラムの元となった考え方。

「教える事」で身につく。良いものを広く伝えるための仕組み。

 

 

2016.8.7

 

「上手な指導をする人とは?」

上手な指導をする人は、一体何が違うのでしょうか?

これは、そもそも上手な指導って何?ってところから始まりますよね。

 

インストラクターは、体操を教える人。

教えるという事は、

より望ましい行動を導く事。

上手に教える事が出来た時、

お客様は、よりスムーズに行動を変える訳です。

 

具体的には、

正しいフォームでできるようになる(正しいフォームに変える)

私に必要な体操はコレね!と納得する(考え方を変える)

そして自ら体操をやる気になる(行動の習慣を変える)

それをスムーズに導くという事です。

 

昔は、それができる人の事を

「センスがいい人」

と思っていました。

でも、

最近わかったのは、これはセンスではなく技術だという事。

技術なので、誰でも身に付ける事ができます。

 

第一歩となるのは、指導三原則。

これを読んでいる皆さんはすぐ言えます・・・よね?

そしてそれぞれの注意点、最低3つ位はすぐ言えます・・・よね?

 

日野さんの指導を見ていると、とにかく言葉が少ない。

少ないけれども必要な事はキチンと盛り込まれる言葉を選んでいます。

・・・昔は研修などで、言葉が少なすぎて意味がわからない事もありましたが(笑)

 

マインド編はいい事が書いてある格言集ではなく、

実際の行動に落とし込むための、指導の基準。

誰でも、指導三原則、指導のコツ、指導者の心構えを意識する事で

よい指導ができるようになると思います。

 

これらにアンテナを立てながら

人の指導を見学したり、自分が指導したりすると、

本当に身につく度合いが変わります。

ぜひお試しあれ!

 

2016.7.7

 

「筋トレをお勧めする方法」

 

インストラクターのゴールはお客様がスムーズにゴールへたどり着くお手伝いをする事。

背骨コンディショニングで言えば、

お客様の体の不調がなくなり、お客様自ら体づくりの運動習慣が身につく事でしょうか。

ところが、必要な運動ほど「やりたがらない」「やる事に拒否感を示す」はよくある事。

それはその行動に対して「無関心期」であると考えられます。

無関心期は、パーソナル2日目の行動変容で学ぶ内容ですよね。

1期生以降の講座に参加された方は、無関心期に対する対処法を身につけている

・・・はず!

 

例えば、よくある筋トレやらない人。

まずは「筋トレさせよう」「筋トレさせるのがゴール」と思う気持ちを100%消します。

冷たいようですが

「この人の体はこの人のもの。どう扱おうがこの人次第。」

と考えます。

 

そして、何が筋トレをやろう!という気持ちを妨げる原因になっているのかを考えます。

 

・毎日1万歩歩いているから、筋力は大丈夫

・もう高齢だから筋肉なんかつかない

・筋トレなんて若い元気な人がやるもの

・ムキムキになったらイヤ

・若い頃さんざんスポーツしてきて、普通の人よりは筋肉強いはず

 

というものから、

関心期・準備期に入ると以下のような感じもよくあります。

 

・やってみたら痛くなったから自分には合わない

・時間を確保するのが負担

・疲れるからできればやりたくない

・やらなきゃと思うけれども、ついつい先延ばしに

 

なかなか筋トレが習慣にならない人は、どの気持ちに当てはまるのでしょうか?

もし答えられないようなら、お客様の気持ちを理解できていない事になります。

 

上の例では、すべてのケースで適切な言葉がけがありますよね?

一つのケースで当てはまる言葉が、別のケースでは全く響かない、どころか逆効果になる事もあります。

 

こうしたお客様の気持ちを理解する前に間違った言葉がけをしてしまうと、

「こいつは自分の事わかってない」

「自分の本音を言っても聞いてもらえない」

と思われかねません。

そうなると、本当の気持ちを理解するチャンスすら逃してしまいます。

 

「お客様の気持ちを、お客様以上に上手に説明できる」ようになる事

 

これは難しいですが、近づく事ができれば、

ぴったり望むものを提供できるようになります。

 

2016.6.3

 

「お客様と何かしっくり来ない時」

「私いろんな所が歪んでますね」

「いろんな体操があるんですね。」

とお客様が言った時、皆さんは何と答えますか?

 

「はい、そうですね」

と答える事もできます。

 

例えば、

「私いろんな所が歪んでますね」

「はい、そうですね。もっと言うと、ここもあそこも歪んでますよ。」

インストラクターとしては、いろいろ悪い所を指摘して

だからこの体操に!と繋げようという意図が見えます。

 

または、

「いろんな体操があるんですね。」

「はい、そうですね。さらにこんな体操やあんな体操もお勧めですよ。」

こちらも、あれもこれもやってもらいたい。

そうすれば早く良くなるからね、という意図が見えます。

 

お客様の発言を聞いていると、素直に言葉通りの事を伝えたい場合と、

何かを察して欲しくてその発言をしている、という場合があります。

 

「私いろんな所が歪んでますね」

「いろんな体操があるんですね。」

これらの発言は、

「自分は治らないのではないか?」「自分にできるかな?」という

「不安」を表現しているケースがあります。

 

「私いろんな所が歪んでますね」

「はい、そうですね。」

(→「私、やっぱりすごく悪いんだ。治らないかもしれない。」)

 

「いろんな体操があるんですね。」

「はい、そうですね」

(→「私には覚えきれない。この体操はやっていけないかもしれない。」)

 

必ずそうとは、もちろん言い切れません。

しかしマインド編の「相手の気持になる」を意識して接していれば、

なぜそのように発言したのかが次第にわかるようになってきます。

 

これはすごく難しいと感じる人もいますし、

普段の会話でも意識せず自然と行っている人もいます。

 

好奇心旺盛で人のことをよく知りたい、というタイプでは「ない」人や

グループ体操でこちらから何かを一方的に伝える事だけを行ってきたタイプの人は

ついつい型通りにはめ込んで説明や体操をしてしまいがち。

 

けれど相手が本当に何を言いたいのか、を常にキャッチしようと意識すれば

次第に「そうなのよ!その通り!」と言うくらい相手の気持を説明できるようになります。

これは性質ではなく、練習で身につける事ができる「技術」です。

 

お客様と何かしっくり来ていない感覚がある時は、

恐らく「そうなのよ!」と言ってもらえるほどには

お客様の気持を理解できていないのではないでしょうか?

 

自分の事をわかってくれていない人が、自分にピッタリのアドバイスをくれるはずない。

自分の事をこんなにわかってくれているなら、自分にピッタリのアドバイスをくれるはず。

 

声に出さなくても、お客様はこの二つの感情の狭間で揺れ動いているはずです。

 

2016.4.30

 

「技術か?人間性か?」

背骨コンディショニングインストラクターのマインドでは、

 

常に優先順位を考えよ、という一文がある。

 

指導や技術と共に、人間性・人格は優先順位の上位を占めると思われます。

例えば手術を受ける場合、

当然技術の優れている医者に頼みたいとは思うが、

その医者が金儲けばかり考えているとしたら、

その手術が本当に必要かどうか疑わしく感じてしまう。

 

『7つの習慣』のコビー博士は

「本当に手術が必要かどうかを人格の優れた医者に判断してもらいたい」

と言いました。

 

本当にお客様の事を考えて接しているうちに、

自分に足りない知識や、

もっと身につけなくてはいけない技術が、

 

はっきり意識できるようになると思います。

 

サポートに入ってくださる皆様には、

忙しい時でも以下の優先順位でお客様に接してほしいとお願いしています。

 

1来場されたお客様へのあいさつ・誘導とお見送り

2体操がわからない方への指導

3受付・入金

 

特に初回・2回目の方は、

どこで着替えしていいのか、から始まって

勝手に体操を始めていいのか、何から始めればいいのか、わかりません。

 

また体操も分かっているようで、身についていないもの。

お客様に体操表を持たせたら、アウト、と思っています。

体操表を手に取る前に、次は何の体操だっけ?と迷う仕草を見せているはず。

サインを送っているのです。

 

マインドでは視界に気をつける事も書かれています。

完全マンツーマンでない限り、

常に会場全体が視界に入るポジションを考えるべきです。

 

一人の人を指導している時も、目の端に別の方を捉えておけば

戸惑う空気を感じる事ができるようになります。

 

この辺は技術であり人間性でもあると思います。

目配り・気配り・思いやり

 

三拍子そろった指導者を目指していきましょう!

 

 

2016.3.29

 

「矯正ができなくてもできる事」

パーソナル講座をやっていると、多くのインストラクターが言う事は

クラスを開いたりパーソナルを始める前に

「まずは技術を高めたい」と言う事。

 

去年理事長が書籍を出版し、出版社には涙ながらの手紙が来ています。

本を読んで4つの運動をしただけで、

誰の指導も受けず、70代女性でも効果が出るプログラムです。

泣きながら良くなって嬉しいとメッセージをくださいます。

いくら矯正が上手くても、それを誰かに伝えなければ誰も救えません。

いくら矯正が下手でも、プログラムの力だけで救える人がたくさんいます。

 

「矯正ができるようになる」のが目的なのか

「誰かの役にたつ」のが目的なのか

考えれば、今すぐにできる事はたくさんあるはずです。

 

どんなに詳しく文章で説明していても、

実際の動きを見せる事はできません。

どんなに注意点が書いてあっても、

無理のない効果の出る方法で、体操できる人ばかりではありません。

 

最初は自分を信用できなくても、仕方ないのです。

でもプログラムの力を信じて、積極的にたくさんの人に伝える事はできるはず。

売上や収益は、どれだけの人の役に立っているかの一つの目安とも言えます。

 

荻窪スタジオは、皆様とお客様の笑顔をお待ちしております。

まずは第一歩を踏み出してください!

 

2016.3.9

チラシ配布ご協力のお願い

*荻窪スタジオの体験会チラシを配布にご協力いただける方へ

 

配布していただきたい物は

・体験会チラシ

・SOS NEWS

・招待券(一箇所につき×2) 

の3点セットです。

招待券は、2月末にスタジオに届きます。

招待券は、必ず有効期限(今回は2016.4末)と、配布したインストラクター名を記入の上、

「体験会チラシとSOSNEWSを置いていただけるお礼に、ご都合が合えばお越しください」

という事で1箇所につき2枚お渡しいただけたらと思います。

 

またチラシを配布の前に

こちらのファイルにアクセスし、どなたかが配布済みでないかご確認いただき

配布後には情報をご記入いただき、皆で情報を共有しながら行ってゆきたく思います。

 

今度の背骨通信では、荻窪スタジオを紹介していただける事になりました。

また今年も色々と背骨コンディショニングには追い風が吹いて来ます。

ぜひその風に乗りながら盛り上げて行きましょう!

どうぞよろしくお願いいたします。

2016.2.23

 

今月の独り言「目標設定」

日野理事長の年頭のあいさつをご覧になりましたか?

目標設定の重要性と、さらにそれらは活動理念がしっかりしている事で

より自分の中でブレない目標となるように思いました。

 

僕も最初は、

音楽を一生続けたい、そのための生活基盤を、、、から

妻と子供を食わせなければ、、、に変わり、

今は少しでも多くのお客様とインストラクターの力になりたい

と、次第に変わってきています。

それに伴って、10年後の目標も少しずつ変化してきていますが

自分のためよりも、他人のために、

さらには、より多くの人のために、

と考えて行動する方が、ものすごくパワーになると実感しています。

 

その結果、日々の行動も予定通り(に近く)行えるようになりますし、

目標達成のスピードも早まっているように思います。

 

あなたは今日1日の行動が、

10年後の目標にダイレクトに繋がっているという確信がありますか?

 

目標達成に関わりのない雑務に追われて、

「緊急ではないけれど、重要なこと」

が後回しになっていないでしょうか?

 

 

ちなみに、息子の野球チームのセミナーで以下のツールを使っていました。

とてもシンプルでわかりやすい!

長期目標を真ん中に書き、

それを達成するための中期目標をその周りに8つ記入。

その8つそれぞれを達成するための短期目標をさらにそれぞれ8つ記入。

 

これは花巻東高校時代の大谷君も使ったツールです。

ちなみにその時の大谷君の長期目標は、

 

「8球団・ドラ1」(8球団の競合でドラフト1位指名される事)

でした。さすが・・・!

 

わかっていても、実際の行動・習慣を変えるのは大変ですよね。

僕もイメージ通りの生活スタイルに近くなってきてのは、やっと去年あたりからです。

その目標達成や日々の習慣を変える際に、参考になった本を

いくつかご紹介したいと思います。

7つの習慣』スティーブ・R・コヴィー

一瞬で自分を変える方法』アンソニーロビンス

どちらも有名ですので、とりたてて新しい情報ではないかもしれませんが、

 

もしご存知ないものがありましたら、参考までに。。。

 

2016.2.9

 

今月の独り言「初回価格を設定する意味」

 

僕は初回価格を1月から10,000円に設定しました。

 

なぜだと思いますか?

 

2枠分矯正の時間を確保しても、新規顧客を取り込む方が

何度もリピートしていただく、という事を考えるとメリットがあります。

むしろ、初回はお試し1,000円!としても多くの人に矯正を体験していただき、

継続してお客様になっていただいた方がトータルで見るとプラスのはずです。

高いと新しいお客様が矯正を受けるハードルが上がります。

 

僕も少し前までは初回無料!とかお試し500円!とかよくやっていました。

また2年前までは初夏価格の設定すらしていませんでした。

新規のお客様を開拓したかったからです。

 

ただ、書籍が出版され、また皆様の質の高いサポートをいただいてますおかげで、

2ヶ月先まで予約が取れなくなり、今まで利用していただいていましたお客様の、

予約が取れないという状況になってきたのです。

 

僕の実施枠から見ても、新規顧客をガンガン増やすには無理があります。

一つも骨を動かせない時期から来てくださっている方の枠がなくなってしまいます。

ですので、新規料金を高めに設定するのは新規顧客はそれほど必要ないからなのです。

今後の新規は、症状の難しい方、パーソナルでは対応できない方など

インストラクターからの紹介をメインにと思っています。

 

ですので、もし新規顧客をまだまだ開拓したいのであれば、

むしろ新規料金を低めに設定するべきですよね。

お客様にとっては、ファーストコンタクトは重要です。

最初にお願いした先生が気に入れば、

特殊なケースを除いてその先生にずっとお願いするはず。

 

 

現在の自分の状況に合わせた金額設定を、考えてみてください!

 

2016.1.14



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